ウメノキゴケ
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松林のクロマツや,平地のウメ、サクラ、スギなどの樹皮上に着生する代表的な地衣類。青森県以南に分布するが、雪の多い日本海側は少ない。石垣や樹皮上に生え、大気汚染の指標植物になっている。地衣体は灰緑色で,直径10〜30cmの類円形に広がり、短い仮根で基物に付着する。裂片は幅1〜1.5cm、先端は丸みがあり、シリアはない。表面に微小な棍棒状の裂芽を密生する。腹面は縁が淡黄色〜淡褐色で、中央部は黒色、黒色の偽根を散生する。
分類:ウメノキゴケ科 ウメノキゴケ属
撮影日:7月
撮影地:弘前市
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